初めまして!! ほのぼの系や可愛い系のパステル画を描いているKeigo Nです。40歳を余裕でオーバーしてしまいました。

この記事では【パステルアート】で使う最適な「型紙」作りについてわかりやすく解説していきます。

 

 

可愛い感じやほのぼの系のパステルアートには切り抜かれた「型紙」が必要不可欠です。

 

 

まずは私のパステルアート作品をちょいと載せておきます。

 

 

ちなみに・・現代の日本においては型を使って描くパステル画のことを「パステルアート」と呼ぶ風潮がありますね。「江村信一」さんという画家さんがパステルアートの第一人者と言われています。パステルアートは癒しの分野なんかでも取り入れられていますよね。

 

 

パステルアートに対して普通に手で持って描くパステル画のことをそのまま「パステル画」と呼び、「黒板アート」と呼ばれる学校の黒板や店先のウェルカムボードに描かれた作品のことを「チョークアート」と呼びます。

 

まあ余談ではありますが、この辺りを詳しく知りたい!という方は以下の記事も合わせて読んでみて下さい。

 

 

 

 

それでは「型紙」について詳しくお話していきますが、型紙を作る際に必要不可欠な道具「アートナイフ」についてもお話していきますので、是非最後までお付き合い頂ければと思います!!

 

 

 

【パステルアート】最適な型紙作り
1.コピー用紙

 

まず1つ目が型紙として一番ポピュラーで入りやすいのがコピー用紙ですね。

 

 

具体的な使い方としてはいらないコピー用紙の裏にでも型にしたいモチーフの輪郭線を描いて、それをカットしていけばすぐに理想の型紙が出来上がります。

 

 

コピー用紙のメリットは、

 

コピー用紙のメリット
一枚の価格が安い
適度な厚みがあるのでカットしやすい
印刷したものをそのまま使える

 

デメリットは、

 

コピー用紙のデメリット
透けてくれない
耐久性が低い

 

といった感じです。

 

 

ある程度の厚みがないとナイフでカットができないのでその点、コピー用紙の厚みはベストですね。さらに厚みが「適度」でないとパステルの粉を上手く刷り込めないので、その辺りも型紙として重宝する点の1つです。

 

また上の画像にもあるように印刷したものをそのまま型として使うこともできるのでその点も非常に便利ですね。

 

 

 

デメリットとしては、耐久性が低いので1度使ったら傷んでしまうという点です。あと透けてくれないので、ドンピシャここに配置したいって時にはちょっと使いづらい時もありますが。

 

 

ただ型紙の候補としては外せない候補の1つです。

 

 

【パステルアート】最適な型紙作り
2.トレーシングペーパー

 

次に紹介するのがトレーシングペーパーです。これはなんと言っても「透けてくれる」というのが最大の強みです。

 

 

透けてくれればベストな位置にモチーフを配置することができます。

 

 

トレーシングペーパーのメリットは、

 

トレーシングペーパーのメリット
透けてくれる
特定のものを選べば厚みがありカットもしやすく、扱いやすい
耐久性がある

 

デメリットは、

 

コピー用紙のデメリット
コピー用紙に比べれば1枚の価格が高い

 

といった感じです。

 

 

先程も言いましたがトレーシングペーパーは「透けてくれる」のが一番の強みです。

 

 

特に花なんかを描く場合には花びら1枚1枚をベストな位置に配置したいので、トレーシングペーパーが必須アイテムとなります。

 

 

 

トレーシングペーパーでおすすめのものが「コクヨ トレーシングペーパー 75g 100枚入り」ですね。

 

 

この商品は多くのパステル作家さんも使用していて、質は確かなものです。【注意】購入する場合は必ず「75g」の厚みのものを購入して下さい!! 75g以下だと薄すぎて上手くカットできなかったりするので気を付けて下さい。

 

 

おそらくですが・・楽天さんが最安で1300円ぐらいですね。ご参考までに。

 

 

【パステルアート】最適な型紙作り
3.ステンシルシート

 

3つ目がステンシルシートですね。まあ要はもともと型がくりぬかれたものということですね。

 

 

このステンシルシートの強みはカットの手間がなくキレイな模様が手早く描けることですね。

 

 

ステンシルシートのメリットは、

ステンシルシートのメリット
カットの手間を省いてキレイな模様が描ける
耐久性が抜群にある

 

デメリットは、

ステンシルシートのデメリット
パッと見てステンシルだと見抜かれがち(多用しづらい)
価格が張る(1枚200~300円)

 

といった感じです。

 

 

カットの手間を省いてキレイな模様が描けるのは、制作時間の短縮にもつながるので作家としてはありがたいですね。

 

 

ただ1作品の中で使いすぎるとわざとらしさが出てしまったりするので注意が必要です。

 

 

ちなみにこの絵の虹はステンシルを使って描きました。上手く活用すれば自然なアクセントにもなってくれますので、色々な模様で練習をしてみましょう。

 

 

番外編

 

 

ちょっと番外編ですが、ダイソーで売っている「クラフトパンチ」もおすすめのステンシルとして紹介しておきます。100円ぐらいで買えますね。

 

 

確かにこのアイテムは「明らかに既製品の型を使っているな」とバレバレではありますが、あえてそれを見越して可愛い星空なんかを描きたい時にアクセントとして、3つ4つ散りばめて作品のインパクトを狙ってみるのも面白いかなと思います。

 

 

星型以外にもいくつも型がありますので、気になった方は購入してみて下さい。

 

 

【パステルアート】最適な型紙作り
4.アートナイフ

 

型紙をカットする時に使うおすすめのナイフを2つ紹介します。

 

 

「X-acto knife 3201(エグザクトナイフ)」

 

このナイフは非常に軽いので、小回りが利き使いやすいですね。ただ持つ部分がラバー状になっていないので長時間の使用だと少し指が痛くなる時があります。あとはキャップがないので保管には注意が必要ということですね。

 

替え刃ももちろん売っています。

 

 

 

「オルファ アートナイフ 157B」

 

私が持っている上のモデル「157B」は少し・・重みがあるので使いにくさを感じる人もいるかもしれません。なのでもう少し軽いモデルの方が良いかもですね。

 

持つ部分がラバー状になっているので結構複雑な形を切る時でも指が痛くならないですね。替え刃ももちろん売っています。

 

 

【パステルアート】最適な型紙作り
まとめ

 

まずはコピー用紙とトレーシングペーパーから入ってみて、型のアートを存分に楽しんでみて下さい。

 

 

その後もっと作品の質を高めたいとなったら、他のステンシルにも目を向けてみると色々な活用方法が見えてくると思います。

 

 

トレーシングペーパーで好きな型を作って、その型に元々出来上がったステンシルを組み合わせてあなただけの型紙を作ってみるのもまた楽しいと思います。

 

 

また個人でステンシルを販売されている人もいらっしゃいますので、そういう人から購入してみるのもアリだと思います。

 

 

柔軟な考え方を取り入れて、色々な型を試していけば今までになかったアイデアがきっと生まれてくると思います!! ここまで読んで頂きありがとうございました!!