初めまして!! ほのぼの系や可愛い系のパステル画を描いているKeigoです!!

 

 

今回は初心者さん向けにパステル画に必要な基本画材、紙、道具について徹底解説していきます。

 

ちなみにこのページで紹介する道具は私が実際に使用しているアイテムのみになりますので、質は確かなものになります。よく目にする「商品を羅列しただけのアフィリエイトサイト」とは違いますので、その点はご安心ください。

 

基本的な道具に加えて、「持っていると何かと便利!」と思える道具から「こんな道具もあるのね・・」といったレアな道具まで色々紹介していきますので是非最後まで読んでいって下さい!! 必ずあなたに役立つ道具が見つかるはずです。
あと私はあくまで「リアル寄りのパステル画家」になりますので、そういった意味ですこ~~しそっち寄りのリアル目線でのお話になりますのでそこだけはご理解頂ければと思います。

動画でサクッと見たい!!という方はまずは上の動画をご視聴下さい!!
それではスタートしていきます!!

1.パステル画_基本画材「レンブラントのソフトパステル60色」

まず始めはソフトパステルのご紹介です。レンブラントというメーカーから出ているソフトパステル60色です。
価格は大体¥8000前後になりますね。
このパステルはやや固めのセミハード気味に作られているので、定着率が良く、その分くっきりはっきり描きたいリアル系にはもってこいの質感なんですよね。粉の伸びも非常に良いですね。
これで描いた作品をいくつか掲載しておきます。
色の系統も基本からビビッドまで大体そろっていますので、様々なモチーフを描く時にも確実に重宝しますね。パステル色鉛筆と併用すれば色数の多い複雑な風景画なんかも問題なく描けるはずです。
もちろんバラ売りもやっていますので、まずは試しに2、3本購入してみるというのも良いかもしれません。「これだっ!!」という確信が持てた時は60色以上入っているセットを一気に購入してしまうのが効率的ですね。
最後にレンブラントのソフトパステルをおすすめする一番の理由としては、
私自身が「このソフトパステルを使ってたくさんの良い絵が描けているから」というところですね笑 結局はこれに付きるかなと思います。
やはり自分が「良いな!!」と思った物だからこそ、友達や家族やあなたにもおすすめできるということになりますね。
ちなみに「ハードパステル」についてですが、私はほぼほぼ使わないですね。伸びが悪くリアルの系の画材には不向きだからです。
ただ可愛い系やほのぼの系の作品を描かれる画家さんにはハードパステル「ヌーベルカレーパステル」が重宝されているようですね。
やはり価格も安く、カッターで削って粉末状にしやすいからだと思います。

2.パステル画_紙「キャンソン・ミ・タント」

フランスの老舗メーカー、キャンソンからでている「キャンソン・ミ・タント紙」になります。
パステル用紙としては世界的にも一番ポピュラーな紙なのではないでしょうか。初級者さんもまずはこの紙から入ればパステル画を十分に楽しむことができます。
紙の質感は「ザ・パステル画」といった感じのデコボコした質感になりますね。
色付きのものもありますし、バラ売りキャンバスタイプでも購入できます。
質感としては先程も言ったようにデコボコした感じになりますので、「スーパーリアリズム」という分野を考えた場合はやや不向きな紙になりますが、
初級者さんが最初の入りとして使ったり、可愛い系やほのぼの系の作風なんかには重宝する紙だと思います。パステル画においては「基本の紙」という捉え方で良いかと思います。
【追記】
「キャンソンボード」という厚みのあるボードタイプでも売られています。個人的にはペラペラよりもこちらの方が好きですね。

3.パステル画_道具「さっぴつと綿棒」

パステルの粉を紙になじませる時に使う道具です。
さっぴつ綿棒を使うタイミングとしては「制作の序盤」がおすすめです。「ベースの色」をなじませていくタイミングで使っていくということですね。
中盤以降に使うと粉がはがれてしまいますので注意が必要です。さっぴつの先端が汚れたらサンドペーパーで削ればきれいになります。

4.パステル画_道具「パンパステル ソフト アートスポンジ」

「パンパステル」▼▼というファンデーション型になったパステルを塗る時に使う専用のスポンジですね。
もちろん普通のソフトパステルの粉をなじませる時にも使えます。
ただこの道具も少し癖がありますので、使いこなすにはある程度の慣れが必要です。さっぴつ、綿棒同様この道具も粉が乗り切った中盤以降に使うと色がはがれてしまいますので注意が必要です。
指が入らない細部を整えたり、逆に広い背景をきれいに整えたりする時に活躍します。
初級者さん~中級者さんはとりあえずこんな物があるのかぐらいに捉えておいてもらえればと良いと思います。
試しに購入する場合は「パンパステル ソフト アートスポンジ」で検索するとヒットします。

5.パステル画_道具「パステルブラシ」

その名の通りパステルブラシです。パステルの粉をそのままなじませる感じで使いますね。このヌーベルのブラシはサイズがいくつかありますので検索してみて下さい。

パステルではないのですが「鉛筆の粉」を使ってこのパステルブラシの活用例を撮影した動画がありますので、是非そちらも見てみて下さい!! もちろんパステルでも同じことができますので。

 

 

6.パステル画_道具「コットン」

 

パステルを粉末状にして刷り込む時に使います。上の画像の物はダイソーで購入したものです。非常に滑りも良くて私は使いやすと感じますね。

 

主に可愛い系やほのぼの系の作風で、粉末状にしたパステルを刷り込む時によく使われます。コットンも安いので1つ持っておくといざ何かという時にすぐ使えます。

 

7.パステル画_道具「サンドペーパー」

パステル色鉛筆を削る時に活躍するアイテムです。

 

上の画像の物は握りやすいスティックタイプになっていて、1枚1枚めくって使う感じになります。

 

ただこの商品は枚数が限られているので多くの色のパステル色鉛筆を削りたい時にはちょっと枚数が足りないかもしれないので、もし購入するなら3つぐらい一気に買ってしまう方が効率的かもしれません。

 

ただそれよりも普通の紙タイプのサンドペーパーを買ってしまうほうがおススメですね。その方が容量なんかも気にせずガンガン削れますので。画材屋さんにも売っているはずです。

 

8.パステル画_道具「コンパスカッター」

紙や透明フィルムをきれいな円形にカットする為の道具です。カットした「円形の型」を使ってきれいな円形を表現できます。

 

 

実際のケースだとシャボン玉なんかもきれいに描けますね。

 

慣れるまではやや癖のある道具ですが、使いこなせればきれいな円形が描けるようになります。やはり透明フィルムだときれいになりますね。

 

 

【追記】

 

 

円形にカットする道具としては「サークルカッター」もありますね。「コンパスカッターが上手くカットできない・・」という人は、

 

こちらのサークルカッターをおすすめします。コンパスカッターより格段に安定感が上がり、やりやすいと思います。値段は少々上がりますが。

 

9.パステル画_道具「天ぷらのカス上げ」

 

型のアートには必要不可欠なアイテムになります。

 

ソフトパステルを粉末状にする時に使う道具です。1つあると作品の幅が広がりますね。上の画像の物はダイソーで購入しました。

 

茶こしでも大丈夫ですが、茶こしだとUの字なのでソフトパステルを動かせる幅が狭くて少し使いづらい感覚を覚えましたので、私はフラットタイプのカスあげを選びました。

 

カッターで削っても良いと思いますが、カス上げや茶こしの方がお手軽かなと思います。

 

10.パステル画_道具「アートナイフ」

 

こちらも型のパステルアートには欠かせない必須アイテムですね。型をカットしていく時に使うナイフです。普通のカッターより小回りが利きますので、格段にやりやすくなります。

 

2つ紹介していきます。

 

 

「X-acto knife 3201(エグザクトナイフ)」

 

 

このナイフはなんと言っても軽いので、小回りが利き非常に使いやすいですね。唯一の難点はキャップがないので保管には注意が必要ということですね。替え刃ももちろん売っています。

 

 

 

「オルファ アートナイフ 157B」

 

始めにお伝えしておきますが、私が使っているこのモデル「157B」は若干・・重みがあるので女性の方はもしかしたら使いにくさを感じるかもしれません。なのでもう少し軽いモデルを購入するほうが良いかもです。

 

黒い部分がラバー状になっているので結構複雑な形を切る時でも指が痛くならないですね。

 

 

11.パステル画_道具「クリップボード」

 

 

さあこちらも型のパステルアートで非常に使えるアイテムです。ダイソーで売っている「クリップボード」ですね。

 

これに紙を貼り付けるだけで安定感のある立派な台座になってくれるので、消しゴムで消したり、指で粉を擦り付けるパステルアートなどでは物凄く重宝します。

 

超おすすめのアイテムです。

 

 

12.パステル画_道具「鉄筆」

この道具はパステル画に限らず、最初の線画をトレースする時にとても役に立つ道具です。細くてきれいな線が引けます。

 

ちなみに下の画像が鉄筆を使ったトレース画です。

 

なぜ鉄筆を使うのか?ということも含めトレースのやり方をこちらのページでまとめていますので是非一度読んでみて下さい。

 

ちなみに上の画像の物は物凄く使いやすいので私も長年愛用しています。左側と右側で玉のサイズが違うので左側の小さい方でいつもトレースをしています。

 

私と同じものを購入する場合は楽天「レザークラフト DB両面鉄筆」で検索するとヒットします。500円~600円ぐらいで購入できますね。

 

13.パステル画_道具「電動消しゴム」

その名の通り電動の力で動く消しゴムです。電動なので非常に消す威力が強く、「この箇所だけピンポイントでしっかり消したい!」という時に大活躍しますね。

 

芯先をサンドペーパーに押し当てると、かなりとがらせることができます。

 

そうすると例えばリンゴの果点(つぶつぶ)を表現したりもできます。

その他にもブツブツを連続して表現したい時なんかには非常に使えるアイテムですね。作風の幅がグンと広がります。

 

100円ショップでも売っているので、まずは安価なものから購入してみて自分に合うかどうか試してみるというのも良いと思います。

 

個人的には安すぎる物はおすすめしませんが・・・。

 

14.パステル画_道具「保護スプレー」

 

その名の通り絵の表面を保護する為のスプレーですね。パステル画以外でもだいたい完成後にこの保護スプレーを振りかけるのが一般的です。

 

商品名は「フィキサチーフ」になります、購入する時は念のため「使用可能画材:パステル」という表記を確認してから購入するようにして下さい。

 

振りかけ方は、絵から40cmぐらい離れた位置から1往復半ぐらい振り返れば大丈夫です。かけすぎには注意しましょう。

 

【追記】

 

おそらくフィキサチーフの中で一番強力なんじゃないかなと思われるのが、この「ホルベイン フィキサチーフ ストロング」です。吹きかけた後は指で触っても色がつかないぐらいですね。

 

 

なので「もうこれ以上は加筆しない!」という最終で吹きかけるようにして下さい。あと購入する時は「ストロング」の表記を必ず確認するようにして下さい。

 

 

15.パステル画_道具「濡れタオル」と「メイク落とし」

 

パステルは指が筆代わりになりますので、濡れタオルでその都度きれいにしながら制作を進めていくと効率的です。パステル画を描く時は必ず机の上に用意しておいて下さい。

 

以前に濡らしたキッチンペーパーを使ったことがあったのですが、指を拭く度に紙がぼそぼそとほぐれてしまい、ちょっと使いづらかった記憶がありますが、

 

この辺りは人それぞれでどちらでも良いと思います。私はやっぱりタオル派です。

 

【追記】

 

ダイソーさんで売っているメイク落としでも良いと思いますが、1枚出して使うとすぐに乾燥してしまい、次に使う時にはカピカピになっているので、あっとういう間に何枚も消費してしまいますね笑

 

なので私個人は濡れタオルの方が好みですね。

 

パステル画_基本画材、紙、道具
「まとめ」

これからパステル画を始める初級者さんは、

 

「まずはなるべく実店舗の画材屋さんに足を運び、実際に各アイテムの質感を確かめながらバラで購入し、自分に適したものを探していく」

 

というスタンスが一番望ましいと思います。

 

いきなり高級品を買う必要まではないですし、価格帯として中級よりやや上ぐらいのものを購入する習慣を身に付ければ、今後失敗することはかなり少なくなるはずです。

 

 

さあ、色々お話してきましたが、上記以外にもたくさんのおすすめしたいアイテムが実はあります笑

・おすすめのパステル色鉛筆

・リアル系に超適した紙

・パステルでも折れずにピンピンに削れる鉛筆削り

・小指でも入らない狭いところの粉をしっかりなじませる道具(さっぴつ、綿棒以外)

・・etc

 

等々、たくさんお伝えしたいアイテムがあります・・・。

 

ただこのまま文字で説明していくとブログが縦長になってしまい読むのも疲れてしまうと思いますので、

 

私の方で動画形式にて色々おすすめアイテムをまとめてみましたので、興味のある方は是非、下のページを覗いてみて下さい!!

 

さらにすぐもらえる「3大特典」もご用意しています!!

 

 

 

 

とりあえず「パステルでリアルなリンゴを描いてみたい!!」という方は下の記事も見てみて下さい!!

 

ページ自体を1つの記事としてまとめてありますので勉強になると思います!!