つけペン

これからつけペンで絵を描く人へ、ペン先インクについて解説していきます。

まずペン画では主につけペンミリペンの2種類が使われています。

 

つけペンはその名の通り、ペン先をインクに付けて使用するタイプのペンです。ミリペンはいわゆる普通のサインペンです。

 

 

つけペンについて詳しく解説していきます。

つけペン「ペン軸」

ペン軸とは単純に持つ部分のことで、ペン先をペン軸に装着して使います。

 

ペン軸には主に木製、プラスチック製があり、太い、細い等、形も様々なので、できれば直接画材ショップへ行って実際握った感触で決めることをおすすめします。

 

下の画像は某大手画材ショップにて撮影したペン軸コーナーの画像です。ちょうど指先にくる部分がコルクで作られているもの等もあります。

 

一つ注意事項で、「ペン先」がサイズ的に合わないペン軸もあるので、不安な場合は店の人に確認してから購入してみて下さい。以下の商品のように「フリーサイズペン軸」や「フリーペン軸」という記載があればまず問題ないと思います。

 

私は木製タイプ(冒頭の画像)がしっくりくるので長年愛用しています。

 

 

つけペン「ペン先」

ペン先には主にGペン、丸ペン、スクールペン、日本字ペンの4種類があります。

 

まず初めに、つけペンでいわゆるペン画を描きたいという人は「丸ペン」を購入することをおすすめします。

 

丸ペン

丸ペンは筆圧の強弱を付けることができる上に、ペン先の中で最も細い線が描けます。細密画、点描画にも非常に適しています。時にペンを裏がして描くことで極細の線を引くこともできます。

 

ちなみにこちらが丸ペンで描いた絵です。

 

紙はmuseのイラストレーションボード(厚みのあるケント紙)を使用しています。おすすめです。

 

私は昔、丸ペンを買いに画材屋へ行ったのですが間違えて丸ペンではない他のペン先を購入してしまい、気付かず数日間使用し、いつもと違う描き味に相当苦しんだ経験がありました。

 

ですので「丸ペン」を購入したいという人は必ず「丸ペン」という表記を確認するようにして下さい。私は立川株式会社の「日光 N-丸ペン」を使っています。

 

特別こだわりがあるというわけではありませんが、立川株式会社はつけペンのメジャーブランドなので、こちらのものを選べばまず問題ないかと思います。

 

ちなみに、つけペンで絵を描いていて、インクをポタっと垂らしてしまった・・・という時、インクを完璧に消す方法を以下の記事でまとめましたので、合わせて読んでみて下さい。

 

 

一応、その他のペン先も簡単に説明します。

 

 

Gペン

Gペンは筆圧に強弱を付けることができ、ペン先の中でも一番太い線が描けます。漫画家が主にこのペン先を使っています。

 

日本字ペン

日本字ペンも強弱を付けることができ、Gペンの次に太い線が描けます。Gペンと丸ペンの中間ぐらいの太さの線が引けます。

 

 

 

スクールペン

逆にスクールペンは強弱をつけることに不向きで、一定の筆圧できれいな線を引くことに向いているペン先です。

 

 

注意事項

ペン先がひっかかったりするようになったら替え時です。ペン先を外す時はペンチ等で引き抜くようにして下さい。

 

 

つけペン「インク」

私はPILOTの「ink」を使っています。正直、他社のインクを一度も使ったことがありませんので、良し悪しの比較という情報はありませんが、私の経験から言ってペン画を描くならこのPILOTの「ink」で何の問題もありません。他の絵描きもほとんどがこのインクを使用しているのではないでしょうか。

黒以外の色もあります。

 

つけペンで絵を描いていてインクをポタっと垂らしてしまった・・・という時に「インクを完璧に消す方法」を以下の記事でまとめていますので参考にしてみて下さい。

 

豆知識

以前久しぶりにペン画を描こうと思いインクの小瓶の蓋を開けペン先をインクに付けて描いた所、インクが全く伸びないということがありました。

 

始めは「ペン先がぼろくなったのかな」と思ったのですが、色々調べてみるとインクの蓋を長い期間開けっ放しにしていた為、ほこりが混入しインクがドロドロになってしまっていたということがわかりました。まだ大量にインクが残っていたのでかなりもったいないことをしました。

 

ですのでそれなりに大作のペン画を描くときは、インクを別の小瓶やちょうど良い容器に少量移し替えてから使うことをお勧めします。その際スポイトがあればベストです。

 

ミリペン

つけペンに比べて決定的な違いは筆圧の強弱が出来ないという点です。従って線の太さがほぼ一定になります。

 

私がよく使う場面としては黒目のように最終的に塗りつぶしてしまうような部分の輪郭線を描く時です。最終的に塗りつぶす部分なので強弱を付ける必要がなく、むしろ一定の線を引きたい部分なのでそういった時に重宝します。インクの液だれの心配もありません。

 

ちなみにこのペン画はつけペンで描きましたが、黒目や目の周りの輪郭線だけミリペンで描いています。

 

元々一定の太さの線で絵を描きたいという人にとっては打ってつけのアイテムだと思います。私はドイツのステッドラー社のピグメントライナー0.05(上の画像)をよく使っています。コピックのマルチライナーなら0.03という極細のものもあります。

 

つけペンを使うのか、ミリペンを使うのかはその人の描きたい絵のテイストで決まると思いますが、人物、動物、風景等、何も描くにしてもやはり筆圧に強弱を付けれるつけペンの方が絵としての面白みが出ると個人的には思います。

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