リアルパステル画をメインに絵を描いている画家のKeigo Nと言います。

 

 

 

 

この記事では”描き方編”ということで初心者さん向けにパステル画の描き方「グラデーションの表現方法」を紹介していこうと思います。

 

 

あなたが今後どんな作風のパステル画を描くにしても、グラデーションの表現方法を知っていれば、ふとした時に必ず役に立つタイミングが来るはずです。ぼや~っとした光や影の表現なんかにも使えると思います。

 

 

さあ今回のグラデーション表現ですが回数を積めば積むほど上達していきますね。ですので1回で上手くいかなくても根気強く何度かトライしてみて下さい!必ず「おっ!」というタイミングが訪れますので。

 

「まだまだパステルの扱い自体に不慣れなんです・・」という初級者さんにとっても、グラデーションの練習自体が「かなり上質な練習」になりますので、是非この機会に頑張ってみて下さい。単純に楽しいです!!

 

今回は静止画での解説になってしまい申し訳ございませんが・・なるべくわかりやすく解説していきますのでよろしくお願いいたします!

 

それでは進めていきます!!

 

 

パステル画の描き方_グラデーション表現
1.「画材と紙と濡れタオル」

 

紙は今回はパステル用の表面がデコボコした紙を使っていきます。普通の画用紙でも良いと思います。画材はソフトパステルを使っていきます。

 

 

とりあえず上の画像のような「白黒のグラデーション」を制作して頂きますので、ソフトパステルで用意する色は「黒」「濃い目のグレー」「薄目のグレー」「白」の4色あれば大丈夫ですね。

 

そして濡れタオルも必ず用意しておいて下さい。

 

パステル画の描き方_グラデーション表現
2.「下準備」

 

簡単な下準備ですが、まずは紙を横20cm×縦7、8cmぐらいにカットします。

 

 

次にマスキングテープを2本、平行になるように貼り付けます。

 

★ポイント★
マスキングテープは事前に服などに貼り付けて粘着力を弱くしてから貼るようにして下さい。
そうすることで最後はがす時に紙が破れずに済みます。

 

 

 

次に、やや見づらくてすいませんが・・マスキングテープの上に鉛筆で4等分になるようなメモリをふっておきます。これは「黒」「濃い目のグレー」「薄目のグレー」「白」の4色を等分していく為ですね。

 

始めにこれをやっておくとかなりスムーズにいきます。

 

パステル画の描き方_グラデーション表現
3.「実際の描写」

 

それでは実際の描写に移っていきます。まずは左からメモリに合わせて「黒」を塗っていきます。普通ぐらいに塗っていけば大丈夫です。

 

 

 

続いて同じように「濃い目のグレー」を塗っていきます。

 

 

さらに「薄目のグレー」「白」も塗っていきます。

 

 

 

濡れタオルで指をきれいにしたら、それぞれの色を指でなじませていきます。

 

★ポイント★

パステルは指が”筆代わり”になりますので、「黒」を人差し指でまじませたら、次の「濃い目のグレー」は中指を使ってなじませましょう。色ごとに指を使い分けてきれいなグラデーションを作っていくということですね。

なので「薄めのグレー」は薬指で、「白」は小指でなじませていきましょう。

 

 

 

全部なじませるとこんな感じになります。

 

 

さあ次ですが、ここからかなり重要なパートに入っていきます。上の画像のように「濃い目のグレー」の上に1cmぐらいの幅で「黒」を被せる感じで塗っていきます。

 

次に同じように「濃い目のグレー」と「薄目のグレー」の境目を「濃いめのグレー」で1cmぐらい被るように塗っていきます。その次も同じく「薄目のグレー」と「白」の境目を「薄めのグレー」で1cmぐらい被せて塗っていきます。

 

要はそれぞれ”左側の色”を少し被せていくということですね。

 

 

そうするとこんな感じになります。

 

 

 

さあここも重要なパートになります。先ほど1cmぐらい被せたところを指でなじませていきますが、なじませる時の重要ポイントとして、

 

★超重要ポイント★
指を1回左から右に動かして粉をなじませたら【その都度、指を紙から離して】再び左から右に指を動かしてぼかしていく、という流れの連続になります。この動きで境界をぼかしていきます。
上の画像の緑の矢印の動きだけをひたすら繰り返すということですね。
決して赤い矢印のように左右の動きでガーっとぼかさないようにして下さい。これをやるとすぐに汚くなってしまいます。
改めてですが、「黒」は人指し指で、「濃い目のグレー」は中指で、「薄目のグレー」は薬指で、「白」は小指でなじませていてって下さい。

 

さあ全ての境目をぼかすとこんな感じになりますね。これぐらいになればグラデーションのベースはほぼ出来上がったことになります。

 

 

 

ここからは調整のパートに入ります。色のつなぎ目がまだまだ粗いところは、再び”左側の色”を1cmぐらい足しながら指でなじませて自然なつなぎ目を作っていきます。

 

このあたりからは指の動きは結構大きめに動かしちゃっても大丈夫ですね。ただ必ず先程お伝えした指の動かし方でなじませていって下さいね。左右の動きは禁物です。

 

 

 

一番左の「黒」はガッチリ塗りつぶして真っ黒にするとグラデーションの迫力が一気に増します。

 

そしてこれぐらいのタイミングで一旦離れたところからも見てみて下さい。不足している箇所が見つかりやすくなります。

 

 

 

色の境目にこだわり過ぎると失敗の素になりますので、これぐらいまで描けたらテープを優しくはがして完成として下さい。

 

冒頭でもお伝えしたようにやればやるほど上手くなりますので是非何回かチャレンジしてみて下さいね!

 

パステル画の描き方_グラデーション表現
「まとめ」

白黒のグラデーションに慣れたら、暖色系寒色系にも挑戦してみて下さい。やり方は白黒の時と全く同じですね。

 

最初に4色を設定して、あとは境目を自然にしていくだけですので、白黒ができればそこまで難しくはないと思います。

 

初心者の方はパステル自体に慣れながら、ゆったり進めていって下さい!!

 

もし「リアルなリンゴを描いてみたい!!」という方がいれば期間限定の無料講座を開講しておりますので、是非1度以下のページを覗いてみて下さい!!

 

Twitterでフォローしよう