「前向きに比べる」という考え方

友達の方が絵がうまいと思った時は誰でも悲しい気持ちになると思います。

 

「友達と比べて絵が下手だ・・・。」と落ちんだ時はちょっとだけ立ち止まり「前向きに比べる」ということができれば必ず今後の絵描き人生が良い方向に進むと私は考えています。

 

この記事を読んでくれいている人は恐らく10代の人が多いのではないかと思うので、そういった人たちに向けて話をしていきたいと思います。

 

絵を「パーツ」ごとに上達させる

 

例えば美少女系のイラストを描いていて、その絵を友達に下手だと言われたとします。

 

そういう時は一旦「そうだね、確かに〇〇ちゃんの方がうまいね」と相手を認めてしまいましょう、ただその後に心の中で、

 

「よし、目だけはこの娘より絶対うまくなろう」

 

と念じて下さい。そして、それからはひたすら目だけを頑張って描いてみて下さい。

 

数日経てば必ず上達しているはずです。次に絵の見せ合いっこをした時は周りの友達から「あ~目はあなたも上手だね」という反応に変わります。

 

そして次は顔の輪郭だけをひたすら何十回も描いてうまくなりましょう。次の見せ合いっこの時は「あ~顔はあなたの方がうまいんじゃない」という驚きに変わります。

 

その次は体全体のバランスをうまく描けるようにしましょう。

 

漫画を参考にするのが一番良さそうなのでとにかくしっかり漫画をみて描いてみましょう。描いたら見返して、おかしな所があれば修正してまた描くということを繰り返し行って下さい。そのうちびっくりするぐらいうまくなっているはずです。

 

そうなれば最終的に絵全体がうまくなり、次に見せ合いっこをした時は絵がうまい友達も青ざめて、周りの友達ももうあなたの絵を下手だとは言ってこないでしょう。

 

これが私が考える「前向きに比べる」という思考です。
もしこの考えが合いそうだという人は是非実践してみて下さい。

 

「小さい目標」を設定する

私も今まで生きてきた中で、全体をぼや~と見て「あーこれはもう勝てそうもないから諦めたほうが良い」と極端な結論を出してしまうことがよくありました。

 

そういう時はまず少し落ち着いて角度を変えて、「今の所、これなら勝てそう」という有利な部分を見つけることが大切だと考えます。

 

そしてそれを磨き習得する、次はまた違う部分で勝てそうな所を探し頑張って習得する、これを繰り返す形で段階的に物事を捉え、無理の無い形でモチベーションを維持しながら進められることで、落ち込む理由を少しづつ減らしていきかつ、いずれはその事全体が向上していくという様な効率的な流れを生み出すことができるようになるのです。

 

なぜ人は「他人と比べてしまう」のか?

そもそも人はなぜ「他人と自分を比べてしまう」のか?という根本的な所を考えてみました。

 

まず私たちは意識的にしろ、無意識的にしろ生活のあらゆる場面で自分と他人を比べて生きています。

 

学歴、仕事、地位、容姿、体格、運動能力、家族、財産、恋愛・・・。

 

すでに「比較する」社会に私たちは根付いて生きています。昔から心理学者や精神科医の間でも「人間は比較してしまう生き物なのだ」という説が提唱されていますし、それは自分の人生を振り返ってみても明らかです。

 

また「比較する」こと自体は決して悪いことではなく、むしろ「比較する」ことで社会が成り立っている部分もあります。

 

例えば会社という組織の中で働いていて、周りの同僚、上司、部下と自分を比べることで自分の現状の立ち位置を理解し、能力を把握し、それに見合った自分の明確な働き方、方向性を見出し、それらを理解することで適切な業務を遂行し、物やサービスを生産しています。

 

学校生活の中でも、勉強、スポーツ、容姿、体格、友人関係等、周りと自分とを比べ、勝っている部分、劣っている部分というものを否が応にも突き付けられ、そこから集団での個の在り方や集団生活自体を学んでいきます。

 

こういった「比較から逃れられない社会」の中で生きている限り「他人と比べないようにする」ということ自体がもうすでに無意味なことであり、それよりも「どういう比べ方をすれば前向きに生きていけるか」ということを考えた方がより人生が豊かになるのではないかと思うのです。

 

現代の風潮は「争わず比較せずオンリーワンを目指そう」という良い所だけをすくったような考え方が一般的になっているような気がしますが、実際の生活の中ではどうでしょうか。

 

意識的にしろ無意識的にしろ結局は皆、比較することから逃れられない生活をしているはずです。私もそうです。

 

それならば最初から「比較する、される」ことを前提に「前向きな比べ方」をしてみるというのも人生を豊かにする一つの方法だと思います。

 

 

補足

小学生の頃、友達数人と絵の見せあいっこをしていて周りから「お前の絵が一番下手だな」とよく言われました。私は昔本当に絵が下手で、19歳の時ですらこんな感じの絵を描いて結構満足していました。

 

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