イラストの営業が苦手な人は大勢いると思います。「得意」という人はほぼいないのではないでしょうか。

 

また地方に住んでいる方は距離的にも都心の出版社まで営業に行くというのは中々ほねの折れることだと思います。

 

そこで、最初の営業の足掛かりとしてイラストレーター名鑑のような書籍への掲載を狙ってみてはどうでしょうか。

 

 

私が実際、過去に数回掲載をして頂いた優良なイラスト名鑑を二つ紹介します。

 

「artbook事務局」

こちらの出版社さんでは2ヶ月に1冊のペースでイラストレーター名鑑を発行しています。

 

その都度テーマを代えそのテーマに沿ったイラストを掲載しています。

 

毎回100名程のイラストレーター、アーティストが参加して1冊の名鑑となります。
私も過去に「Girls」「Energy」「Monster」の3冊で作品を掲載して頂きました。

 

書籍サイズはA5縦(21cm×14.8cm)でオールカラーで最大145ページで構成されています。
募集に関しては毎回、定員に達し次第終了となるようです。

 

そして、何と言ってもこちらの出版社さんの最大の魅力は掲載料が破格に安いというところにあります。

 

1ページの掲載料が11000円で、見開き2ページでも22000円です。
また早めに申し込めば早割価格で1ページ10000円、2ページ20000円とお得になります。

 

何故ここまで掲載料が安いのかというと、このartbook事務局さんでは名鑑の校正、イラストレーターへの連絡等の事務作業を全て個人で行っているからなのです。

 

そうでなければ11000円でイラスト名鑑への掲載というのはまず不可能だと思われます。

 

またartbook事務局さんでは出来上がった名鑑を毎回出版関係やその他様々な媒体に300冊程献本してくれます。

 

個人で出版社に売り込みして渡した作品ファイルの場合だと残念ながら捨てられたりてしまうケースもありますが、一冊の本として渡せばそのまま保管してくれる可能性も高まります。

 

そして参加アーティストにも無料で1冊郵送してくれます。もちろん出版関連への献本だけでなく普通に全国各書店でも販売もされています。

 

実際仕事に繋がったという話も担当者さんに多く寄せられているようです。私は残念ながら依頼の話はありませんでしたが。

 

ご担当者様と何度かメールでやり取りさせて頂いたのですが、とても温かみのある良い方でしたので、自分の作品をイラスト名鑑に掲載したいという方は是非検討してみてはいかがでしょうか。

 

「artbook事務局」

 

「誠文堂新光社 イラストノート」

「イラストノート」は業界では非常に有名な老舗イラスト雑誌です。ご存じの方もたくさんいると思います。

 

確実に多くの業界関係者が目にします。私も過去に2回作品を掲載してもらいました。

 

書籍サイズは28.5cm×22cmでオールカラーで掲載料は1ページ43200円とそれなりに高額にはなりますが、それなりのリターンも期待できるのではないでしょうか。

 

有名なイラスト雑誌だけあって、このイラストノートに作品を掲載してもらったアーティストで、外国のアート関連の団体から展示の誘いがきたという方もいるようですし、他にも大きなチャンスに恵まれた人も大勢いるようです。

 

私も作品を掲載してもらってから1週間後にリクルートエージェントの担当者から「会社員としてイラストを描くお仕事にご興味はありますか?」といった電話がかかってきことがありました。とても驚きました。

 

ただその時はあくまでフリーランスとしての活動を考えていたのでお話をお断りしてしまいましたが、こういった外部からの直接的なコンタクトがあると改めて多くの人がイラスト名鑑を通して自分の作品を見てくれているのだなあという実感を持つことができました。

 

イラストノートへの掲載に関しても直接ホームページから問い合わせるのが一番スムーズだと思います。

 

「誠文堂新光社」(CREATORS VALUE)

 

イラスト名鑑掲載のメリット

一番のメリットはやはり多くの業界関係者の目に触れることができるという点だと思います。

 

直接営業があくまでその出版社の担当者のみへのアピールになるのに対し、イラスト名鑑掲載の営業範囲は広範囲となります。

 

さらに運よく力のある業界関係者の目に留まれば、業務未経験だろうが関係なくお声が掛かるケースも多々あると聞きます。

 

イラストレーター、アーティストとしてはまず作品を見てもらわなければ意味がないと思いますので、そういった観点からも着実な前進にはつながるはずです。

 

 

直接営業も基本となる営業方法の一つですが、まずはイラスト名鑑掲載で多くの人の目に触れてもらうところからスタートするというのも一つの考え方としては良いのではないかと思います。

 

 

※インターネット経由で駆け出しのイラストレーターを狙った悪質な勧誘も多々あるので十分注意をしてください。

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