頭、顔、手足に奇形が生じるように、性器にもまた奇形が生じます。

 

奇形1 「両性具有」

出展:奇形全書

両性具有とは男性女性、両方の性を併せ持つことを指し、「半陰陽」「ふたなり」とも呼ばれています。

上の画像の人物は、上半身には女性の乳房を持ち股間部には男性器がついています。

 

 

古代からこのように性別のはっきりしない人間を信仰心や人種的な見解に反する等の理由から死刑に処していました。

 

 

中世では両性を有するある女性を牢獄に閉じ込め拷問し、その結果「サタンと性交を結んだ」と嘘の供述をさせました。そして女性を広場に連れていき火あぶりにして処刑しました。

 

 

また17世紀ローマの下町に、両性具有の人達が集まる宿のような施設があり、そこで売春が行われていました。

 

 

そして売春のことが世間にばれてしまい宗教裁判所に告発され、こちらもまた火あぶりによる処刑となりました。

 

 

こういった背景から当時は、両性具有と判断された人たちは幼少の頃から人目を忍んで修道院に預けられていたということです。

 

奇形2 「肥大した女性器」

出展:奇形全書

南アフリカのブッシュマンという移動生活を営む民族の一部の女性に、尻の肥大とエプロンという性器が肥大してしまう奇形の症状が見られました。

この症状は世界中どの民族にも見られない奇形の症状です。エプロンという性器の奇形の症状は、小陰唇が外陰部から飛び出してしまうほど大きく肥大してしまうというものです
エプロンと呼ばれるようになった由来は小陰唇が股から垂れ下がった状態がまさに「エプロン」に似ていたことからそう呼ばれるようになったとのことです。

また見世物小屋の興行主にスカウトされた女性たちは、しばしばショーにも出演しイギリスやフランスで有名な存在になりました。

 

 

彼女たちの死後、実物大の石膏像が作られフランスの自然史博物館に貯蔵されているようです。

 

奇形3 「陰嚢腫大」

出展:奇形全書

陰嚢腫大は睾丸が肥大してしまうことを言います。主に後天的なことが原因となり発症します。

 

 

一般的な原因は陰嚢内に体液が溜まったことやフィラリアによる鼠径部の炎症や精巣から出る静脈の拡張などが挙げられます。

 

 

西郷隆盛も生前この陰嚢腫大に苦しんでいた一人で、陰嚢が頭ほどの大きさにまで腫れあがってしまい、馬にさえ乗れない状態だったようです。

 

 

この陰嚢腫大の重大な症例としては重さが70kgで周囲の長さが1.8メートルにまで達した症例もあったようです。

 

 

補足

極まれな例で内臓やその他の部位と同じように男性器の陰茎にガンが発生することがあります。陰茎ガンとよばれるものです。

 

陰茎ガンの症状が進んでしまった場合の治療方法は陰茎の一部切除、または全体の切除などで治療を進めるようです。

 

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