
鉛筆画家のKeigo Nです。
継続力を維持するには感情の起伏をなくしロボットのような意識を持つことが非常に大切だと考えます。
私は中学生ぐらいの頃から継続力を養うすべを磨いてきました。
その時の詳しい話はこちらです。
中学生のころはスポーツを通じて、高見を目指す自分自身を俯瞰することで興奮を覚え、その興奮自体が強固な継続力へと変わっていきました。
そして高校生時代にはその継続力を自在に呼び起こすこともできるまでに成長することができました。
「若いパワー」というものを存分に生かしながら継続力というものを養ってきました。
そして時が経ち20代に突入してからは、継続力がどんどんパワーアップされていき、難解な細密画にも果敢にチャレンジするようになりました。
「継続力も意識をすれば伸びるものなんだなあ」と感じた20代でした。
しかし30代に入ると、さすがに体力、精神力の衰えを感じる場面が増えてきて、継続力の減退を感じるようになっていきました。
難解な細密画を描き始める時もは~っとため息をついてから作業に入ることが増えていきました。集中力も散漫になり、絵がはかどらないこともしばしばありました。
そんな時、このままではいけないと考えた私は、年齢による衰えに逆らわないマインドを取り入れることにしました。
それは「常日頃から感情の起伏をなだらかにする」といった思考です。
出来る限り普段の生活の中で余計な感情を抱かないようにするよう努めました。
例えば、下らないテレビは見ないとか悲しい事件のニュースが放送されたらテレビを消すとか、まずテレビからの情報を遮断することにしました。
本当に見るぞと思うテレビだけ見るようにしました。
また音楽などもほぼ聴かないようにしました。SNSも投稿する時以外はなるべく見ないようにしました。
食事もほとんど外食はせずに家でとるようにしました。
こんな生活を数か月続けると自然と欲がなくなります。そして精神が研ぎ澄まされていく自分に気付きました。
万人に効果があるかは全く分かりませんが。
そうなってくるとロボットのように物事に安定的に集中できるようになれました。若い頃のような爆発的な継続力は呼び起こせないにせよ、
違うタイプの安定的な継続力が養われていくようになったのです。
年齢に適した心地よい精神とでも言いますか、とにかく安定した静かな心持を手に入れることができたのです。
人間はやはり環境次第でいくらでも変わることができます。
今現在は無理せず自分のペースで絵が描けていますので、自分のねらいが見事に的中した結果となりました。
人それぞれ自分にマッチしたマインドを手に入れることができれば人生が豊かになります。