今回は初級者さん向けに「パステル画を印刷して絶対的に楽しむ2つの方法!!」について解説していきます!! 技術的な話ではなくメンタル面やモチベーションUPのお話になりますね。
まあ要はパステル画を楽しみながら、どんどん自分自身を波に乗せていけば自然と上達も早まりますよというお話になりますね。
あっ私はリアル系のパステル画をメインに描いている画家のKeigoと言います。よろしくお願いします。
私もいつの間にか絵を描き始めて20年以上が過ぎ去ってしまった中々のおじさんですが・・笑
絵を長く描き続けていると、「うまく描けない・・・」「この絵は自分らしい絵なのか・・・」と停滞してしまう時がちょいちょい来るんですよね。そんな迷宮入りしてしまった時こそ今からお話しする内容をぜひ実践してもらえたらなあと思います! まあ迷宮入りしていなくても是非試してもらいたいですね。笑
やはり絵の本質は【絶対的に楽しいもの】でなくてはなりません! それでは始めていきます!
目次
パステル画を印刷して絶対的に楽しむ2つの方法
1.「印刷物、立体物に変える」
まず1つ目はパステル画を【実際の印刷物、立体物にしてしまう】ということですね。
「何だ・・そんなことか」と思ったかもしれませんが、ちょっとお待ちください!笑 実際、発注した物が手元に届いた時はテンションが爆上がりになります。平面だった自分の絵が印刷物、立体物に形を変えて出現した時の高揚感はたまらないものがありますね!
それではさらに詳しく掘り下げていきます。
1.「キャンバスプリント」
その名の通りキャンバスに絵を印刷したキャンバスプリントになりますね。まあジャンルで言えば「複製画」ということになります。今回は私が以前に発注したものをいくつか掲載させて頂きます。
ちなみにこの絵はパステル画でなくて・・・普通の色鉛筆画なんですよね笑 すいません・・。まあイメージは充分つかんでもらえるかなと思います。
このキャンバスプリントですが、自分で言うのも何ですが本当に気に入っている印刷物の1つなんですよね。やはりキャンバスなので厚みがある分、「存在感」「重厚感」が増しますね。まさにそのあたりがキャンバスプリントの最大の魅力かなと思います。
あとはあえて小さめのサイズで発注すれば、それだけで可愛らしさも演出できますしイーゼルと合わせればプレゼントとしてもかなり喜ばれる印刷物になるかなと思いますね。
やはり「喜ばれる」というのが絵描きにとっては一番モチベーションが上がりますよね笑
さあ今回私がキャンバスプリントを発注した業者さんが【グラフィック】さんになりますね。
何度か印刷のことで問い合わせもしましたが、毎回とても丁寧な対応をしてくれましたので超優良な印刷会社さんですね。
2.「ジークレー複製画」
この「ジークレー」というのは、原画と同様レベルのリアルな質感を再現できる印刷技術のことですね。今では世界中の画家たちがこのジークレー印刷を使って複製画を刷っています。最高水準の印刷技術になりますね。
ジークレーの技術的なことについては個々で色々調べてみて下さい。
左:原画 右:ジークレー
左:原画 右:ジークレー
さあこのジークレー印刷も以前に私の方で発注をかけたものを紹介していきます。上の画像の左が原画で、右がジークレー複製画になりますね。またまた色鉛筆画の発注ですいませんが・・笑
中々、画像ではジークレーの鮮明さをお伝えしきれないのが歯がゆいところですが、ほぼほぼ原画と比べても遜色がないレベルですね。本当に素晴らしい技術です。
これなら複製画としても十分に販売ができますし、「原画は手放したくないけど、複製画ならプレゼントとしたい!」というプレゼント目的でも使えますね。
是非1度、あなたのお気に入りのパステル作品をジークレーで印刷してみて下さい。確実に感動してモチベーションUPにつながります!笑
このジークレーも【グラフィック】さんで発注しました。
3.「マグカップ印刷」
マグカップ印刷は、実用性抜群の立体物になりますね、そのままカップとして使えますので。
さらに自分の絵が立体物になる感覚を手軽に味わえる一番身近な印刷サービスになるんじゃないですかね。Tシャツも良いですが、Tシャツだとやっぱり少し「平面感」が出てしまいますよね。
その点マグカップは、立体感を感じつつも印刷物としても楽しめる優れたアイテム性があるわけです。
このマグカップは自分で使って満足感を味わうも良し、キャンバスプリントやジークレー同様プレゼントとして活用するも良しなので、両方のパターンでパステル画を楽しんで描くモチベーションにつなげていけるわけですね。
私が今回発注したのは【オリジナルプリントJP】さんですね。興味のある方はHPをチェックしてみて下さい。
パステル画を印刷して絶対的に楽しむ2つの方法
2.「イラスト名鑑への掲載」
【art book事務局】さん
【誠文堂新光社 イラストノート】さん
さあ2つ目のパステル画を楽しむ方法についてですが、少し毛色が変わりますが「イラスト名鑑への掲載」という方法になりますね。過去に私も2冊のイラスト名鑑に掲載してもらいました。
まず「イラスト名鑑」とは何ぞや?というところですが、イラスト名鑑とは多くのイラストレーターの作品や連絡先が1冊の本にまとめられたものですね。
このイラスト名鑑の強みは何と言っても「自分の作品が書籍になって多くの人の目に触れること」「お仕事に繋がる可能性があること」という2点になります。
やはり絵描きさんとしては自分の作品を人に見てもらわないことには始まりませんし、収入に繋がる可能性があるのならこんなに嬉しいことはないですよね。
そういった意味でパステル画を楽しむ為のスタートとモチベーションUPには大きくつながっていくわけですね。
ただやはり掲載は有料となってしまいますが・・・。
今回紹介したイラスト名鑑を発行している出版社さんが、
----------------------------------------
【art book事務局】さん
----------------------------------------
【誠文堂新光社 イラストノート】さん
https://www.seibundo-shinkosha.net/news/notice/52558/
の2社になります。artbook事務局さんは掲載料が安価にもかかわらず、精力的に書籍の刊行をされていますので、是非HPを見てみて下さい。
誠文堂新光社さんのイラストノートは現在は不定期?での刊行となっているようですね。気になる方は色々と問い合わせてみて下さい。
パステル画を印刷して絶対的に楽しむ2つの方法
「まとめ」
今回はパステル画を絶対的に楽しむ方法について色々解説してきましたが、特に私はこの「実際の印刷物、立体物にする」という方法が一番モチベUPには最適な方法だと考えます。
その理由は【自分の絵】に対する考え方の視野が広がるからということなんですよね。
私は何年か前までデジタル画に注力していた時期がありました。上の作品がその時に描いたデジタル画ですね。正直描いた当初は「結構時間かけて描いたのに何か微妙・・・」というのが最初の感想でしたね。笑
ただこの作品を他のお気に入り作品と一緒に印刷会社に発注をかけることにしました。そして数日後、出来上がった印刷物の中で一番に目に飛び込んできたのが・・・この作品だったんですよね。笑
一応額縁に入れた実物も掲載しておきます。
「おっ・・・良いじゃん・・・」と素直に思えました。パソコンの画面で見るのとはまた違った印象で目に映ったんですよね。これはつまり印刷物にすることでガラリと「見え方」
が変わったということになりますね。今までにない感覚でした。
他にもマグカップに印刷してみたら「あっいいなあ、この絵は平面よりマグカップの方が合っているなあ・・・」とか、「Tシャツにしてこそこの絵は活きるなあ」とか、
「この絵は領域の狭いポストカードでこそ映えるなあ」とか実際の印刷物、立体物にすることで様々な「気づき」が生まれてきます。
そしてその「気づき」こそが「絵を描きたい!」という自然な欲求へと導いてくれるわけですね。今の時代、絵は「平面の原画」だけではないので、
「Tシャツにしたらカッコイイ絵を描こう!」
「小さい額に入れることを想定して可愛い絵を描こう!」
とか柔軟な発想で絵を描き始めれば、こんなに楽しいものはないはずです。絵は本来そういうものだと思うのです。上手く自分を波に乗せた者勝ちですね!
ここまで読んで頂きありがとうございました!!