デッサン初心者にもわかりやすく「髪の描き方」を解説していきます。

 

髪の毛は根気強く描くのが最大のポイントです。

ある程度時間をかけて描いたのに「イマイチだなあ」と思った時は、

 

その一つ先の領域を目指して、さらに時間をかけて描いてみて下さい。必ず上達を感じられるはずです。

 

 

用意する道具は以下になります。

  • シャーペン
  • 10Bの鉛筆
  • 2Bの鉛筆
  • ノック式消しゴム
  • さっぴつ
  • 綿棒
  • 髪の資料

 

※髪の資料【参考サイト】
O-DAN 写真検索さん 足成 ptohoAC

※補足
個人的に「濃さ」で鉛筆画の魅力が決まると思っていますので、10Bの鉛筆を使っています。筆圧を弱くすれば「濃さ」の調節も可能です。

 

意識するポイントを以下にまとめました。

  • 髪の流れの通りに手を動かす
  • 基本、消すという作業をしない
  • 徐々に濃くしていく
  • 鉛筆を常にとがらせておく
  • 数十分おきに離れて見る
  • 紙をグルグル回しながら描く
  • 時間をかけて繊細に描く

 

 

描き方「リアルな髪」

まず描きたいアングルの女性の資料を探しトレースします。

トレースのやり方こちらの記事をどうぞ。

 

 

トレースが完了したら髪の流れの通りに上から下に一方向に手を動かして繊細に描いていきます。下から上に手を動かしたり、斜めに動かしたりすると髪の流れが乱れてしまい、違和感のある髪の毛になってしまいます。

 

※なるべく理解を深めてもらうために向かって右側だけを最初に描いていきます。最後に全ての完成図を掲載します。

 

髪の流れを正確に捉えて描くために、必ず紙を描きやすい方向に回転させながら描いて下さい。ここを横着してしまうと最終的にきれいな髪の流れを表現できません。

 

そして、下の画像のような際の部分を描く時は必ず紙を回転させて影から光に向かって、奥から手前に線を引くようにして下さい。中央の光が当たっている部分から描いてしまうと、描き始め特有の強い筆圧が重なってしまい髪の流れがとても乱れてしまうことになります。地味なことですが、こういった細かい手の動かす方向を意識することが非常に大切になってきます。

 

これぐらいの濃さまでシャーペンで描きます。

 

次に10Bの鉛筆で濃い部分を先に全て描いていきます。筆圧を弱めにして描きます。

 

ある程度濃さが乗ってきたら次は2Bの鉛筆と綿棒で中間色ぐらいを描いていきます。その後シャーペンで繊細な線も入れながら濃淡をザックリ整えていきます。

これぐらいの濃さまで描いたら、一度離れて絵全体を見てみて下さい。描き込みが足りない部分は描き込んでください。

 

再び濃い部分を10Bの鉛筆で描いていきます。筆圧は普通ぐらいの筆圧でいいと思います。際の部分はさっぴつでぼかしていきます。

 

ある程度濃さがついたらまた2Bに戻して描いていき、綿棒やさっぴつでぼかして、またシャーペンで繊細な線を描いていきます。下の画像ぐらいまで仕上げます。

 

 

基本、上記までに説明した手順の繰り返しで、髪の動き、濃淡を表現していくという流れになります。

 

次にノック式消しゴムで強い光の当たった部分を表現していきます。極細の光の線を入れたい時は消しゴムの先をはさみでカットして線を引いてみても良いと思います。

※時に練ゴムを潰して繊細に線を入れていくのもアリだと思います。

 

指も使って自然なぼかしを表現します。

 

基本的に、10Bの鉛筆で濃さを上げていき、2Bや綿棒やさっぴつで中間色を描き、そしてシャーペンで髪の繊細さを表現していくという流れの繰り返しになります。

 

右側はひとまず完成とします。

 

左側も描き込みました。光が強い部分を強調したかったので、背景部分を塗りつぶして全体の完成です。

 

 

 

制作時間は10時間程です。上記の解説に沿って何作品か描いていけば、必ず上達できると思います。かなりの集中力を要すると思いますので、数日に分けて描いてみてください。

 

こちらの記事でも違うモデルでの「リアルな髪の描き方」をまとめています。

 

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