奇形1 「ペンギンと呼ばれた女性」

出展:奇形全書

 

ミス・ミニョン

ミス・ミニョンは主に1950年代にサーカス団で活動していた女性で先天異常の為、下半身がペンギンのような恰好で生まれてきました。

 

 

彼女は自分をより「ペンギン」のように見せる為に、長い黒いマントを羽織りほぼ裸で氷の舞台の上に立っていました。

 

 

舞台では体を左右に振り、ペンギンのような動きをして観客を楽しませていたようです。

 

 

奇形2 「なめくじと呼ばれた女性」

出展:奇形全書

 

ミス・セルパンティナ

セルパンティナは頭と首を除いて骨が無い状態で生まれた女性です。

 

 

その為、体のあらゆる部分をありえない角度に曲げることができました。

 

 

このように関節が無い奇形の人は時に「へび女」という呼び名で言われることもありますが、

 

 

画像のように寝転がり腹ばいになった姿がまさに「なめくじ」のように見えたことから彼女は「なめくじ女」と呼ばれたそうです。

 

 

奇形3 「カエル男と呼ばれた男性」

出展:奇形全書

 

ポニーボーイ

逆関節の男性です。「奇形の人」を思い浮かべる時、この種の関節が逆についた人々を思浮かべることが多いのではないでしょうか。

 

 

このポニーボーイはサーカス団に所属の男性で、肘と膝に二つの関節がありわき腹に沿って細い足を折り曲げる姿や、しゃがんで尻を地面につける姿が「カエル」にそっくりだったことから「カエル男」と呼ばれ人気を博したようです。

 

 

奇形4 「熊女と呼ばれた女性」

出展:奇形全書

 

ミス・バンクス

この女性は1880年~90年代中盤にサーカスで人気を集めた女性です。

 

 

身体的には肘に直接手が、膝に直接足がついていて、画像のように四足歩行で歩く姿がまさに熊そっくりだったことから「熊女」と呼ばれました。

 

 

舞台衣装も熊を連想させる黒い毛皮を羽織り、腰や尻をゆすって歩く姿は熊そのものだったようだ。

 

 

またミス・バンクスは時々「母親」と一緒に舞台に上がったそうです。実はその母親もミス・バンクス同様の身体的異常を示していたそうです。

 

 

その後、彼女はアメリカ人男性と結婚し健常者の子供を授かり舞台からは姿を消しました。

 

 

奇形5 「象の皮膚を持つ女性」

出展:奇形全書

 

ミス・スージー

ミス・スージーは映画「エレファントマン」に登場するジョゼフ・メリック(ジョン・メリック)と同様、象に例えられた女性です。

 

 

ミス・スージーは象のように固く厚い皮膚を持って生まれました。上記4人と比べ、見た目的には服を着れば健常者と何ら変わらない容姿をしていましたが、彼女にとっては日常生活自体が非常に困難でした。

 

 

象のように厚い皮膚をしていた彼女は、皮膚の硬化によるひび割れを防ぐために毎日体中に油を塗らなければならなりませんでした。

 

 

さらに彼女を一番困らせたのがでした。彼女は象のような厚い皮膚をしていたので発汗することができず体中に熱がこもるのを防ぐ為、3時間に1回氷で体を冷やさなければならなかったそうです。

 

 

容姿は非常に美しい女性だったようです。

 

 

 

補足

 

 

先ほども触れたジョゼフ・メリック(ジョン・メリック)「象男」として、また「奇形人間の代表的存在」として世界的にも広く知られた人物でした。

 

 

彼の悲惨な生涯は他の媒体でも解説されているのでここでは省略しますが、彼の死因について少しお話させて下さい。

 

 

1890年4月、彼はベッドの中で眠ったように死んでいたそうです。彼は普段寝るとき、あまりに重量のある頭を支えなければならない為、体育座りのような恰好をして頭を膝に付けて眠っていたそうです。

 

 

しかし、発見された時はその巨大な頭が完全に後ろに倒れた状態で発見されました。おそらく眠っている間に頭が後ろにもたげてしまいその結果、頸椎が折れたことで死に至ったのだろうと推測されるようです。

 

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